鹿児島へ鈍行で。No.6

さて、もう新幹線は降りて、横浜線は町田乗り換えですでに小田急線です。やっぱり東京は寒いですねぇ。

さて、八本松駅を出て、撮影ポイントを見つけるべく、瀬野駅方面に向かいます。セノハチで有名なポイントといえば、権堂第二踏切などといったところですが、今回は徒歩です。どうしようかと思ってると、登りの貨物列車が走っています。早速線路に近寄ります。もちろん、後ろには機関車がちゃんと押しています。
ということで、一応セノハチの貨物列車が見えたということで、駅に戻ります。寒いし(~_~;)
セノハチの機関車は一つ手前の西条駅で切り離します。
ということで、一つ戻ります。
ここら辺の区間は列車本数もなかなかあって、移動はしやすいですよね。
西条駅には既に貨物列車を切り離して身軽になったEF61(機関車の正式名)がこんどは単機で戻ろうとしています。
急いで近づいて撮影。本当は反対から撮りたかったのだけどね。

すぐに信号は切り替わり、ブロアー音というのでしょうか、ブオーという音をたてて、再びセノハチに戻っていきました。
私も西条駅から電車を待ちます。西条駅は工事中で、新しい駅舎になるみたいですね。
セノハチの機関車を見るためには、もっと手っ取り早いところがあります。
広島駅の一つ手前、天神川駅に向かいます。ここは、広島機関区の真横にホームがあって、ここに、セノハチのEF61達はあつまっているのです。
私が特に見たかったのはそのトップナンバー一号機です。ヒトケタのEF61には、もうほとんど現役のJRの機関車では見られないデッキが片方に着いてるのです。彼らは昔改造されて、この姿となりました。
ホームに降り立つと、目の前にその一号機が!
しかも、撮影をしてると、職員の人が機関車に乗るではありませんか!
点検が始まります。そしてパンタグラフがするすると上がります。
実は、セノハチの置き換え対象は、この機関車ではないかと言われています。同じEF61でも、この一号機は昭和33年生まれです。すでに登場から半世紀以上経過しているのです。
お別れの時が来ました。再び山陽本線の旅です。大都会である広島をこえて、列車は山口を目指してひた走ります。
つづく。