鹿児島へ鈍行で。No.3

いま京都を出発しました。京都タワーは夜がイイですね。あの不気味さが。
さて、大垣を出ました。早朝の列車ですが、立ち客も出るくらいの乗車率です。
なんだか、すごい雪になってきました。
関ヶ原を超えると、だいぶ積もってますねぇ。電車は飛ばしていますが、大丈夫かな?と、思ったのもつかの間、電車は速度を落としていきました。そして、停車。外は吹雪いてます。しばらくして、アナウンス。「ただいま、踏切の安全確認を行っています」とのこと。
青春18きっぷの最も怖いことはダイヤが乱れること。ある程度余裕を持って予定は組んだものの、当日中に九州入りしなくてはいけないものですので、のんびりとはしていられません。
というか、当たり前ですが、こんな大雪の中でも列車の外に出て安全確認をする乗務員さんは大変ですよね。だからそれを考えれば、不安にはなりますが、イライラはしないです。安全第一ですから。
15分間ほど、停車して、徐行運転で再び走り始めました。車内の多くの18きっぱー達は安心したところでしょう。
結局、米原は15分以上遅延して到着。本当はここで、新快速に乗り換える時間を利用して、朝食を買おうと考えていたのですが、時間は無し。おまけにホームがツルツルしていて、恐ろしいものでした(^^)
さっき乗ってきた普通電車姫路行きの遅延のため、乗り換える新快速も普通を抜かすまでは、遅くなります。
いつも思うのですが、やはり関西の通勤車両はいいなと思います。転換式クロスシートが整然とならぶ、車内は羨ましいものです。確かに、混雑していると、乗り降りは大変そうですが、日頃六ドア車両などに押し込められて通勤している関東人はそれをみると、少し悲しくなしますねぇ(~_~;)
新快速は、私鉄王国である関西圏の国鉄、そしてJRの対抗策として、初代117系から続く列車です。
この列車は、使いやすく、青春18きっぷの乗り得列車ともいえるのではないでしょうか?
新快速は米原から、回復運転を続けていきます。京都・大阪の二大都市を越えたころには、だいぶ遅れは取り戻して、神戸あたりでは3分くらいになっていたのではないでしょうか。遅れがもどるのはありがたいことです。
結局姫路につくころは、ほぼ定時でした。ここで、乗り換えに30分ほど、あります。ということで、ここで駅の外に出ます。
あるものを見るためです。
つづく。